動かないアプリに遭遇したら随時追加。備忘録。
根本的な原因
Ubuntu 26.04 LTSをはじめとするUbuntuフレーバーではWaylandセッションが標準となっている。
しかし、一部のElectron製アプリがXwayland(X11互換レイヤー)上で動作する際、Fcitx5-MozcやIBus-Mozcといった日本語入力システムとの通信が正常に行えず、IMEが機能しなくなることが原因。
アプリ別の解消方法
Discord
DiscordをXwaylandではなく、Wayland上で直接動作(ネイティブ化)させることでIMEを有効化させる。
KDEメニューエディタ(アイコンを右クリックし、[アプリケーションを編集…]をクリックする等で表示可能。)を開く。

コマンドライン引数のオプションに以下のパラメータを追加する。
--enable-features=UseOzonePlatform --ozone-platform=wayland
各オプションの動作
- –enable-features=UseOzonePlatform
Chromium上のOzoneと呼ばれる抽象化レイヤーを有効にする。 - –ozone-platform=wayland
Ozoneレイヤーに対して、出力先としてWaylandを使用することを明示する。 - –enable-wayland-ime
Waylandネイティブ環境において、IMEのサポートを有効化する。
Visual Studio Code
Snap版Visual Studio CodeはXwaylandで動作するバージョンになっている。また、サンドボックス化されており、環境変数の取り扱いが複雑なため、公式リポジトリを使用するのが早い。
なお記事執筆時点では公式リポジトリ版はWaylandにネイティブ対応している。
ダウンロードページからdebファイルを落とし、ターミナル上でdebファイルを用いてインストールするだけ。
Flatpak派向け
ターミナルで以下のコマンドを叩く(su不要)。
flatpak --user override --socket=wayland
Waylandへのソケットとしてのアクセス権限を上書きして付与することで、Waylandを用いるようになる。
結論
Electronやめろ


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